体験談

 最初はすごく不安でした。花農家というのは分かっていたけど、どんな仕事なんだろうどんな人たちがいるんだろう、ちゃんとやっていけるだろうか、などなど。最初に感じた不安を数え上げればキリがないですが、実際に島に着いて働いて仲間と過ごしてみると、杞憂でしかなかったなぁと思います。

 もちろん、初めの内は慣れるのに苦労しましたが、それも二、三日くらいのもの。農業しようという人に悪い人はいないし、作業は難しくないので、やっていく内に楽しくなってきました。

 僕がさせていただいた作業は、雑草抜きやセイギ、花切り(選び切りと一斉切り)、選別、出荷です。おそらく(というか、僕はそうだったんですが)選別・というのが字面から難しく感じるかもしれません。ですが、簡単な仕事で体力もほとんどいりません。普通に8時間働いたことのある人なら楽だと感じるかもしれません。選別作業は倉庫で行います。スピーカーがあるのでipodやiphone等スマートフォンの音楽聴き放題です。仲間の趣味も分かったり、懐メロなんかが流れてくると休憩時間の話題にもなったりします。農園-imkに行かれる方は、是非ipodなどのプレーヤーに音楽たくさん入れて持って行って下さい。アップテンポの音楽だと作業もノリノリでできます。
 畑作業も簡単です。ボラバイトしに来る方のほとんどが素人で、そんな人たちをもう10年も雇ってきた所なので、教え方も上手ですぐ身につきます。体力はいりますが、数日で慣れるでしょう。休憩時間にはimkのAさんがお菓子やジュースの差し入れをくれたりして、汗流して動いているはずなのに太ってしまったという人も・・・。天気のいい日のお昼休みには近くの海岸でご飯をたべたりしました。潮風にふかれ青い海を見ながらのお昼ご飯は格別です。日差しがかなり強いので、女性の方は日焼け止めが必須アイテムです。僕は焼く気満々だったけど、たった一日でできた軍手焼けメガネ焼けタオル焼けにはびっくりしました。

 今思い返しても楽しかった思い出しかないです。皆でレンタカーを借りて観光ドライブしたこと、雨の日の畑作業、出荷ピーク時に選別機に終われたこと、農園-imkのMさんに夜釣りに連れていってもらったこと、焼肉パーティ(BBQのハズだったんやけど、風波強すぎて変更になった)、家の近くの個人商店の商品にびっくりしたことやRICマートやAコープの商品に安心したこと、夜光貝オリジナルアクセサリーで悪趣味なものつくったこと、オオイカリナマコやヤドカリと戯れたこと、農園-imkのKさんにマンゴーの育て方や農機具の値段など教えてもらったこと、釣った魚を刺身にして食べたこと、本土では食べられないような魚介類を食べたこと、大物釣りをしてウミ
ガメが釣れてしまったこと(ちゃんと逃がしました)etc...どれもこれも楽しかったなぁ。毎日笑って過ごしていました。芋高農園での二ヶ月は僕にとってすごくいい経験になったし、大切な思い出です。

 僕は文才がないのであまりいい文章が書けていませんが、今もしこの体験談を読んで、行くかどうか悩んでいる人がいるなら、まず動いてみるべきだと思います。花の島エラブでは本土にいたなら経験できないことがたくさんあります。これは断言することができます。

 沖永良部島。鹿児島市から南へ552km、北緯27度線上に浮かぶ隆起さんご礁の島。
imkさんの家の近くの海岸でウミガメをみることができます。知名漁港辺りではクジラも見ることができます。屋子母ビーチだけじゃなく、大山展望台からも与論島と沖縄を見ることができます。また遊びに行きたいと思っています。