体験談

今回ボラバイトをしてみたいと思いたったのは、島に行ったことがないから、農業をした時がないから。
ワクワク&ドキドキがモットーな私は、今しか出来ない!と思い立ち、大学の春期休暇を使って、やってみることにしました。

那覇からフェリーに乗ること7時間、嫌な予感が的中、見事船酔いになり、沖永良部島に着くと港に皆が迎えに来てくれました。
まるでラブワゴン?!を思わせました。

私が島に着いた日は、仕事がお休みの日。
そんまんま観光に出かけ、人見知りという言葉を知らない私は、皆の中にすんなり入って行けた気がします。
田皆岬、フーチャ、プライベートビーチ、鍾乳洞。目に映るもの全てが、どれもため息が漏れるくらいキラキラ☆ミしとって、きれいでした。

でも私が好きなのは、ハーベスターという大型機械の上に上がった時に見える水平線。
気持ちいいくらいピシッと真っ直ぐにのびて、青々とした海がこぼれそう、吹きぬける風が気持ちよくて、移動中はうっとりしていました。

そして、島の人の笑顔━初日から思わず自分のおかんのように「お母さん」と呼んだ奥さん、話した後はいつも笑ってる社長さん、ヒゲを触りながらいつも笑顔の耐えない息子さん、ボラバイターの皆の笑顔は、太陽みたいでした。
ボラバイターの中には63歳になる方もいて、私のお団子ヘアーにアサガオのかんざしをつけてくれたり、ハートの形したジャガイモをくれたりとお茶目な方もいたりしました。

作業している中でも、あったかい笑顔で和やかな雰囲気でした。
私と同じようにして、沖永良部島へ来た仲間はとても素敵な人達ばかりでした。
ハーベスターの上で社長さんの隣で作業すること、お昼に食べるお母さんが作ってくれるあったかいお弁当、お母さんの作る卵焼きが好きで、疲れた体にちょっとしょっぱい卵焼きおいしかった。
へとへとになって帰ってくる私達にご飯を作ってくれたおばちゃん。
寮の一階に単身赴任でお仕事に来ていた大工さん、同じジャガイモ農家のボラバイター達。島には大好きなもので溢れていました。

島で出逢った人は皆とても素敵な人ばかりでした。
今は、地元へ帰り、島の生活を懐かしんでいます。
島は今日晴れてるんかなぁ、今頃皆でお母さんの作るお弁当食べてるんかなとかぁとか。
島での事は一生の宝もん。皆との別れは本当にせつなかったけど、また皆に逢える日を心待ちにしています。
自分の行く方向が違えば逢わなかった仲間たち。出逢いに感謝します。
「一期一会」と言うけれど、島で出逢った皆だけには、もう一度巡り合いたいな。